教員紹介
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科学基礎論研究室
松王 政浩 Matsuo Masahiro
教授/博士(文学) 専門分野:科学哲学・科学技術倫理
科学哲学に期待される一つの大事な役割は、科学をより開かれた知識にすることだと考えます。ここで「科学を開かれたものにする」とは、科学の内容をかみ砕いて易しい言葉で説明し直すということではなく、科学が用いている方法を、たとえば「モデル論」というもっと普遍的な視点で捉えて、その確からしさや妥当性について、科学者以外の人にも検討可能な状態にすることを意味します。こうした方向で科学と社会のつながりを築くことが本研究室の課題です。
科学技術コミュニケーション研究室
川本 思心 Kawamoto Shishin
准教授/博士(理学) 専門分野:科学技術コミュニケーション・科学技術社会論
人々は科学技術をどのようにとらえているのか、専門知はどのように形成されていくのか、専門家の責任とは。これらを大きなテーマに、フィールド調査や質的・量的分析等の多様な手法を用いて、科学技術コミュニケーション実践に資する知見を得ることを目指して研究しています。近年は特に科学技術のデュアルユース性に着目しています。また、大学等におけるコミュニケーション/リカレント教育にも取り組んでいます。
博物館教育学研究室
湯浅 万紀子 Yuasa Makiko
教授/博士(文学) 専門分野:博物館教育学・文化資源学
m-yuasa(a)museum.hokudai.ac.jp
博物館における体験が人々に与えるインパクトを長期的に評価する調査研究に取り組んでいます。認知面での学習効果に限らない多様なインパクトを明らかにすることで、博物館体験の意味、社会における博物館の存在意義を考察します。北大総合博物館の学術標本、研究者、学生という独自のリソースを生かした教育研究プログラムを行います。
教育デザイン研究室(旧STEAM教育研究室)
岩間 徳兼 Iwama Norikazu
准教授/博士(文学) 専門分野:教育測定学・心理統計学
学力、選好、態度など、直接観察することが難しい個人特性を量的に把握する手法について研究しています。テスト、課題、検査などを主な対象として、統計に関する理論的な側面とその現実場面への適用の実践的な側面から研究活動に取り組んでいます。また、学習者に対して苦手意識を抱かせやすい心理統計学において、知識や技能を習得するために効果的な方法を考えながら教育実践を行っています。
石川 奈保子 Ishikawa Naoko
准教授/博士(人間科学) 専門分野:教育工学・インストラクショナルデザイン
n-ishikawa(a)high.hokudai.ac.jp
成人学習者やオンライン学習者がよりよく学ぶための自己調整学習と学習支援、 子ども向けの科学教育について研究しています。現在は、社会人大学院生の研究活動とキャリア形成、大学・大学院におけるゼミの役割についての研究を進めています。
コミュニケーション・メディア研究室
重田 勝介 Shigeta Katsusuke
教授/博士(人間科学) 専門分野:教育工学・オープンエデュケーション
様々な手法やテクノロジを用いた教育現場における課題解決を、実践することにより探究する教育工学分野の研究者です。学校や大学におけるICT 活用の実践研究や、インターネットを活用しより多くの人々に対して学びの機会を提供する「オープンエデュケーション」と呼ばれる活動の研究・実践に取り組んでいます。また、学内の情報教育やオープンエデュケーション事業にも携わっています。
杉浦 真由美 Sugiura Mayumi
准教授/博士(人間科学) 専門分野:教育工学・インストラクショナルデザイン・医学教育・継続教育
msugiura(a)open-ed.hokudai.ac.jp
教育を中心とした学習活動の効果・効率・魅力を高めることを目指し、大学生ならびに社会人を対象としたブレンド型授業および研修コースの開発について研究しています。また、インストラクショナルデザインの知見を生かし、学内では教職員を対象としたオンライン授業の実施支援、学外では継続教育の一環として、社会人を対象とした “教え方を教える” 活動に取り組んでいます。
山本 堅一 Yamamoto Kenichi
准教授/博士(経済学) 専門分野:教育心理学・動機づけ・高等教育学
yamamotouc(a)high.hokudai.ac.jp
近年の研究テーマは、次の二つが主になります。一つは学習意欲と学習行動の乖離に関する理論的説明、もう一つはハイフレックス授業における受講形態別の学習効果についてです。
藤岡 千也 Fujioka Kazuya
特任講師/博士(美術) 専門分野:教育工学・デザイン
fujioka(a)open-ed.hokudai.ac.jp
情報通信技術やメディアを利用し、教育的な効果の向上を目指した、教材開発の研究と実践に取り組んでいます。