科学技術コミュニケーション研究室
【担当教員】 川本思心(准教授)
「社会の中の科学技術」に迫る
社会の中の科学技術、社会現象としての科学技術について、科学技術コミュニケーション論・科学技術社会論の理論や方法を用いて研究しています。対象やテーマは幅広く、科学者と科学以外の専門家との協働、地域における知識・技術の変容、デュアルユース問題、科学技術コミュニケーション教育など、多岐にわたっています。科学技術コミュニケーションの実践の場に根ざした問題意識や考察を重視して、研究・教育を行っています。
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研究テーマ
1.科学技術コミュニケーションの可視化
「専門家による市民への専門知の提供」という狭い意味での科学技術コミュニケーションにとどまらず、異分野の専門家同士のコミュニケーションや、専門家や市民は科学技術をどのようにとらえているのかといったひろい観点で、科学技術コミュニケーションという社会現象を捉える研究を行っています。
3.科学技術の両義性
科学技術には正負の両面が常にあり、それは科学的にだけではなく社会的に決定される側面が多分にあります。先端科学の潜在的リスクや、安全保障とのかかわりなど、科学技術のデュアルユース問題は、現代科学技術の姿を現す鏡です。
4.科学技術コミュニケーション教育
よりよい科学技術コミュニケーションのために、現場でなにが行われているかを調査・分析し、どのように実践すればよいのか。さまざまなケースや手法を対象に、多様なステークホルダーの関係性のなかでの実践的な研究に取り組みます。
- 科学技術コミュニケーション
- 科学技術社会論
- 科学史
- 社会調査
- アクションリサーチ
- デュアルユース