関連分野を網羅した総合的なプログラム
科学研究の成果を多くの人々に理解してもらい、研究の意義や目的についても理解を深めてもらうためのコミュニケーションが求められています。理科への興味や科学リテラシーを高める教育も求められています。他方、研究者の側も、人々が科学の研究や科学者に何を期待しているのかを理解し、社会から信頼されるために社会と対話し、社会リテラシーを高めてゆく必要があります。
北海道大学大学院理学院科学コミュニケーション講座では、こうしたニーズにこたえる人材を養成することを目指し、修士課程および博士後期課程のプログラムを提供しています。科学・技術のコミュニケーションをめぐる様々な課題について、科学技術コミュニケーションや科学技術社会論、科学史、科学基礎論、博物館学、科学教育などを専門とする教員が研究指導を行います。総合研究大学の強みを生かして、科学コミュニケーションや関連分野を、広く深く学べるプログラムです。
北海道大学CoSTEPで並行して学び、サイエンスコミュニケーターとしての実践的なトレーニングを受けることもできます。
北海道大学総合博物館では、博物館について広く深く学びたい方を対象としたミュージアムマイスターコースを開講しています。